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屋根からの雨漏り!ルーフィングシートを確認しよう

沼津市 雨漏り

 

屋根材の下に設置し、雨漏りを防ぐ防水シートのことを「ルーフィングシート」と呼びます。屋根は瓦やスレートがよく目につきますが、防水性能は、「ルーフィング」という防水シートのほうが重要です。今回はその理由やルーフィングの役割について整理していきます。

 


ルーフィングは屋根のどこにある?

 

外側からルーフィングを見ることはできません。ルーフィングの位置を知るには、屋根の基本構造を知ることから始めましょう。屋根は、外側が屋根材や瓦で、その下にルーフィング、野地板、垂木の順番に重なっている構造です。基本は4層構造です。ルーフィングは、野地板の上に張り付けられています。ルーフィングは防水層としての役割を果たし、雨水の浸入を防いでいます。

 

屋根材は、瓦やスレート、金属屋根などであっても、浸入した雨水を排出する機能が備わっていますが、大量の雨水があふれるような状態になると、屋根材の下にも雨水が浸入します。その下にあるルーフィングが重要な防水シートとして正常に機能していると、雨漏り被害になることはありません。

 


耐久性や防水性の高いルーフィングを使う

 

一般的なグレードのルーフィングといえば、「アスファルトルーフィング」です。アスファルトと同じ成分が使われています。フェルト状のシートにアスファルトを染み込ませて作られています。

 

防水性の高いアスファルトが雨水をしっかりとシャットアウトしています。アスファルトルーフィングは、値段が安く寿命は10年程度です。耐久性は高めですが、それ以上の防水性能を求めるなら、上のグレードのルーフィングを使ったほうがいいでしょう。

 

「改質アスファルトルーフィング」は、合成樹脂を配合し、防水性能を高めたアスファルトルーフィングです。伸縮性のある合成ゴムを素材に使っている製品もあります。一般的なアスファルトルーフィングを改良し、寿命も長くなっています。

 

「高分子系ルーフィング」は、アスファルトを使用せず、合成樹脂を主に使用しています。軽量で、改質アスファルトルーフィングと同等の防水性能・耐久性能があります。さらに機能性を付加した製品が多く、メーカーによって異なる特色を持つ高分子系ルーフィングが多いのが特色です。

 

例えば、透湿性や遮熱性、瓦に特化した種類など、お住まいを快適にし、なおかつ優れた機能を持つルーフィングなら、価格が高めでも、コスパに見合った選択となるでしょう。

 


ルーフィングシートの修理や交換

 

ルーフィングシートは防水目的で使われています。しかし、屋根材の下に設置されていることから、点検や補修などは、一度屋根材を剥がす必要があります。

ルーフィングシートが破損したり、劣化したりした場合は、どのように補修するのでしょうか?

 

ルーフィングシートには耐久年数があります。グレードにもよりますが、10~20年で寿命を迎えるので部分補修や交換が必要です。どのようなルーフィングシートを使用しているのかは、専門家でなければ判断できません。そのため、屋根や雨漏り修理の優良業者に点検を依頼するほうがいいでしょう。

 

ルーフィングシートが原因の雨漏りに限り、ルーフィングシートの交換工事を行いますが、ひどい状態ではない限り、部分補修で対応していますし、その他の雨漏り原因が複雑に絡み合っているケースも多いので、安易にルーフィングシートの取り替え工事をしないようにしてください。高額な費用を請求されることがあるからです。

 

 

沼津市の雨漏り修理は市川塗装へ

 

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