プロが行う雨漏り調査の方法と特徴
雨漏り修理の依頼は、経験豊富なプロ・専門家がおすすめです。とはいえ、依頼する側が何も知らないというのでは調査をする方も大変です。こちらでは、あらかじめ知っておくべきプロが行う雨漏り調査の方法や特徴についてご紹介します。
雨漏り修理完了までの流れ
雨漏り修理を行う業者は、ネットでも探せますし、お住まいの地域にもチラシが配られているなど、気軽に相談できるところがたくさんあります。最初は、電話やメールでコンタクトを取るようにしましょう。
電話で詳しい話を聞きますが、必ず現地調査が行われます。現地調査の後、工事内容やかかる費用などを見積書にしてもらいます。比較検討するために、複数業者への相見積りを行います。最も良いと思われる雨漏り修理業者を選んで、契約し工事を依頼してください。
雨漏り修理では、実際の工事費用に加えて調査費用が余分にかかります。雨漏り調査が最も重要な項目ですので、省略してはいけない項目ですし、適正な値段になっているのかどうかをよく確認してください。
雨漏り調査の内容と費用の目安
簡単な目視調査は、無料です。無料であっても、たくさんの人が動きますので、人件費がかかっています。きちんとした対応をする業者かどうかを判断してください。
実際の調査費用の目安は、散水調査は3~15万円、赤外線カメラ調査は18~30万円、発光液調査は10~25万円です。散水調査では、ご家庭の水道水を使用します。赤外線カメラ調査は雨漏りの原因を特定しやすく、発光液調査は複数箇所の雨漏りの原因発見に行われています。
雨漏り修理内容と費用の目安
雨漏り修理は、修理内容や方法により、費用に大きな差が生じます。そのため、目安といったものを簡単にまとめることができません。そこで雨漏りがしやすい箇所と修理内容についてご紹介します。
・屋根の雨漏り修理
瓦のズレや割れの補修、スレートの浮きや割れの補修、棟板金の釘浮きの補修、漆喰・コーキングの補修、天窓周辺のコーキングの補修、金属屋根の補修。
屋根の場合は、塗装、葺き替え、重ね葺きカバー工法などの大掛かりな工事が行われることがあります。
・外壁の雨漏り修理
外壁材ごとにひび割れ補修やコーキングの打ち替えなどを行います。
・ベランダ・バルコニーの雨漏り修理
防水層の補修、排水口の詰まり補修、清掃、外壁との取り合いのコーキング補修、漆喰・コーキング補修、鉄部の錆びの補修などがあります。
・雨樋の雨漏り修理
雨樋の詰まり清掃、部分交換修理、全部交換修理などが行われます。雨樋の傾きの不具合は、金具を調整します。
・窓の雨漏り修理
窓枠のコーキングの打ち替え、ひび割れのコーキング補修などが行われます。
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