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海外にもある雨どいの歴史をご紹介

清水町 雨どい 掃除 交換

 

日本にある雨どいは、日本独特の形をしており、さまざまな特徴がありますが、欧米などの海外でも同じような役割を持つ雨どいが存在します。今回は、雨どいの歴史や欧米で普及している雨どいとの違いなどについて解説していきます。

 


神社仏閣でよく見かける雨どい

 

雨どいは、神社仏閣でもよく見かけるように、古くから日本の家屋で普及していたことがわかっています。雨どいの始まりは、平安時代頃だと言われていますが、建物が作られるようになった頃からすでに存在していた可能性もあります。

 

初期の頃の雨どいの役割は、排水だけではなく、生活用水や飲料水に使うために雨水を水槽に流し込む上水道の役割があったと考えられています。

 


欧米や海外にある「ガーゴイル」

 

欧米では、「ガーゴイル」が雨どいと同じ役割を持つ建物として知られています。ガーゴイルは、宗教的な装飾を施した建造物ですが、雨水を排出する目的で作られた建物です。こうした歴史を積み重ねながら、雨がよく降る海外では日本と同じように建物には雨どいが取り付けられています。

 

日本の雨どいと同じように、軒どい、集水器、竪どい、排水口などの部材を組み合わせて雨どいの雨水排水システムが組まれています。海外では、家の前は石畳の歩道になっていることが多いので、排水口からの雨水をそのまま流すのではなく、竪どいを地下にまで通し、雨水を排出しています。

 


海外はメンテナンスを行い長く住み続けることが前提

 

日本の住宅は、木造家屋が多いので、寿命は約30年程度と短めです。そのため、築30年以上たつと建て替えを検討しなければなりませんし、すでにボロボロになってしまっています。リフォームを施すことで、若干の建物の寿命は延びますが、それよりも建て替えたほうが、将来も長く住み続けることができます。

 

しかし、欧米などの海外では、住宅建物の寿命が80~100年、イギリスなどでは140年近い寿命であることが多く、瓦の交換や雨どいの交換などのメンテナンスを繰り返しながら、長く住み続けることが前提で建てられています。

 

古い建築物に価値を見出し、日頃から住宅のメンテナンスを施すことで、100年近くも長く住み続けることができます。海外では、日本で作られた雨どいも海外で販売されていますが、よりシンプルなデザインが好まれており、DIYで雨どいを交換しながら、住まいのメンテナンスを楽しむ個人の方が多いようです。

 

 

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