雨どいの詰まり問題へのおすすめの対処方法
雨どいの詰まり問題は、背の高い樹木が多い良好な自然環境の場所ほど起こりやすく、ご自身で清掃するなどのさまざまな対処法を実施しなければなりません。ここでは、雨どいの詰まり問題へのおすすめの対処法をいくつかご紹介します。
落ち葉除けネットの利用
雨どいに落ち葉やゴミが溜まり、雨水の流れを堰き止めてしまう現象は、自然環境のよいところほど頻繁に発生します。雨どいの清掃が一年に一回程度なら、清掃業者や雨どい修理業者に依頼してもいいかもしれませんが、一か月に一回、二週間に一回といった頻度なら、ご自身で清掃するのも大変です。外部業者に清掃を依頼すると、それだけでも数千円~数万円の費用が発生します。
完璧な雨どいの詰まり予防策とはいえませんが、雨どいの詰まり予防には、落ち葉除けネットをおすすめすることがあります。
まずは試してみることが重要
「落ち葉除けネットは役に立たない」といった口コミ情報も見かけますが、お住まいの環境に合った予防対策かどうかは、一度試してみてから判断するようにしましょう。落ち葉除けネットの設置だけで雨どいのゴミ詰まりが予防できれば、何も言うことはありません。情報を参照することは重要ですが、将来にわたって係るコストや手間などを検討して、一度は落ち葉除けネットの試験的な利用をおすすめします。
落ち葉除けネットは、ネット状になった雨どいカバーのようなもので、雨どいに取り付けて、落ち葉、ビニール、ボール、ペットボトルなどのゴミが雨どいに入らないようにガードします。鳥が雨どいに巣を作ることも防げます。落ち葉除けネットがうまくいくと、定期的な清掃の回数が減り、落ち葉などのゴミ詰まりの心理的なストレスやお悩みから解放されます。また、改良版の落ち葉除けシートを利用する場合もあります。
二階以上は専門業者に雨樋清掃を依頼
雨どいの清掃はDIYでも可能です。ホウキやチリトリ、スコップ、手袋などを使います。奥のほうにゴミが詰まっている場合はパイプクリーナーを使ってきれいにゴミを取り除きます。
しかし、二階以上にある雨どいの清掃作業は、高所作業となり危険です。プロでも梯子ではなく足場を設置して清掃することがあります。屋根の上に登って作業をする場合も同様です。
雨どいの清掃は、年に一回以上行う必要があります。清掃料金は、2万5千円~が相場ですが、定期的に依頼すると雨どいの状態をチェックする点検にもなり安心感がアップします。
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