雨どい補修に使うコーキングやテープについて
雨どい補修では、コーキングや補修テープなどを使います。これらの道具や材料があれば、DIYでも同じように補修できます。今回は雨どい補修で使うコーキングと補修テープの紹介や補修方法についてご紹介していきます。
雨どい用補修テープ
今すぐにでも使える補修テープは、ホームセンターやスーパーマーケットなどでも売っていることがあります。防水仕様になっているものが多いので、水に強い雨どい専用の商品を選ぶようにしてください。
使用方法は簡単で、ひび割れや破損箇所に直接貼り付けて、つなげたりして使います。水漏れ箇所にも使用できますが、貼り付ける箇所の汚れや水分は、事前にしっかりと取り除いておく必要があるでしょう。雨どいの穴開きにも対応しており、補修テープを使えば数センチ程度の穴であっても塞ぐことができます。
コーキングによる雨どい補修
雨どいのコーキング補修になると、ホームセンターなどで売っている道具や材料を用意しなければなりません。必要な道具と材料は、コーキング剤、コーキングガン、カッター、マスキングテープ、ヘラ、プライマー、ハケなどです。一つ一つは低価格ですが、全部そろえると1万円前後の費用がかかります。
コーキングによる雨どい補修の流れ
雨どい補修の場合は、継ぎ目やひび割れ部分などの雨漏り箇所を必ず特定してから補修してください。雨どいの破損や雨漏りの原因は複数箇所になっていることが多いので、原因となる箇所をしっかりと見極めた上で作業を行います。
コーキング補修の基本的な流れは、補修箇所を洗浄し、完全に乾燥させる。補修箇所の周辺にマスキングテープを貼り、コーキングが周囲につかないようにする。ハケを使って下塗り材を塗布する。コーキングガンで補修箇所にコーキング剤を充填していく。充填後、コーキング剤をヘラでならして成形します。
成形後、マスキングテープをはがし、1~2日間の乾燥期間を設けます。乾燥していないコーキング剤を触らないようにしてください。
コーキング剤は、劣化するスピードが早く、一年程度で硬化してしまいます。大量にコーキング剤を購入しても、ほとんど使わなかった場合は、開封後数か月で硬化し使えなくなっているので、DIYで補修する場合は、使い切りでその都度適量を購入したほうがいいでしょう。また、雨どい専用の接着剤もありますので、破損がひどくない場合は、コーキングよりも手軽に利用できます。
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